ach so 通信 - 東京モノレール沿線

ドイツにその大昔、滞在したときに真先に覚えた言葉が「ach so」。日本語の「あ、そう」と発音も意味もほとんど同じです。今は日本の「あ、そう」を捜し歩いています。たま〜にドイツ語圏(ドイツ・スイス・オーストリア)の情報もを発信します。

ドイツは新ワインの季節です

ドイツではノイヴァイン(Neuwein新ワイン)の季節になりました。
醗酵途中のワインで濁っていて炭酸が出ています。ワインというよりジュースに近い感じです。

この新ワインにはツヴィルベルクーヘン(ツヴィルベルは玉葱、クーヘンはケーキの意味ですが、この玉葱ケーキは甘くありません。玉葱、ベーコン、卵、香辛料を混ぜた具を生地にのせて焼いたもの)、そして栗がつき物です。新ワインが出始めると各地で新ワインを楽しむお祭りが開かれます。

zwiebelkuchen
新ワイン、ツヴィルベルクーヘンと栗
(写真はPfalzwein e.V. ファルツワインHPより)weinfest1
ワイン街道沿いNeustadt(ノイシュタット)のワイン収穫祭
写真はNeustadtノイシュタットHPより

この季節になると新ワインの香が町に漂います。新ワインは地元だからこそ楽しめる味です。

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ドイツワイン その4

ドイツワインの品質等級

weinkorb2ドイツワインはターフェルワイン(Tafelwein:日常用ワイン)とクヴァリテーツワイン(Qualitätswein:上級ワイン)とおおまかに二つに分類されています。

ターフェルワインはドイチャー・ターフェルワインとドイチャー・ラントワインの二つのグループに更に分類され、、主に国内で消費されています。

クヴァリテーツワイン(上級ワイン)は、13の生産地域(7月28日記事「ドイツワイン その3」参照)の熟したぶどうを原料に作られています。

Q.b.A.(Qualitätswein bestimmter Anbaugebiet:生産地限定上級ワイン)は食事時に、また単独でも楽しまれ、若くて新鮮なうちに飲むのが良いでしょう。

Q.b.Aの上のランクにQ.m.P.(Qualitätswein mit Prädikat:生産地限定格付上級ワイン)と呼ばれるワインがあります。これらは、さらに収穫時のぶどうの糖度によって6種類の格付にグループ分けされています。

Kabinett(カビネット):
熟したぶどうから作られるエレガントなワイン。なめらかな口あたりで通常アルコール度は低め。

Spätlese(シュペートレーゼ):
収穫期を遅らせたものでバランスのとれたワイン。熟したぶどうの特徴が良く表れマイルド。

Auslese(アウスレーゼ):
高貴なワイン。芳香、味はアウスレーゼ特有なもの。完熟したぶどうから作られ、一房づつ収穫される。

Beerenauslese(ベーレンアウスレーゼ):
貴重で優美なワイン。貴腐菌の作用によって蜂蜜のような芳香がする。過熟したぶどうから作られ、一粒、一粒、手作業によって丁寧に収穫される。

Eiswein(アイスヴァイン):
ベーレンアウスレーゼと同じ状態のぶどうを凍った状態で収穫し、圧搾したもの。果実の酸味と甘さが凝縮されたワイン。

Trockenbeerenauslese(トロッケンベーレンアウスレーゼ):
ドイツワインの頂点を極める逸品。過熟したぶどうに貴腐菌がつき、水分が蒸発し干しぶどうのようになった粒を選りすぐって収穫。とろけるような甘さのワイン。

上記の品質等級とは別に2000年のヴィンテージから辛口ワインの新表示が登場しています。

Classic(クラッシック):
品質は中クラス以上、味は調和のとれた辛口。リースリング、シルヴァーナー、シュペートブルグンダー(ピノ・ノワール)といった伝統的なぶどう品種1種類のみから作られる。

Selection(セレクション):
辛口ワインの最高級として位置づけされ、ヴィンテージや栽培された畑の特徴をよく表したワイン。

(ドイツワイン基金駐日代表部HP、ワインのしおりを参照:http://www.dwfjp.com/intro/variety04.html

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赤のGlühwein(ホットワイン)

前回、白のGlühwein(グリューヴァイン)を取り上げましたが、
ドイツで普通にGlühweinといえば赤です。
そこで赤のGlühweinのつくり方も紹介します。

Gluehwein_rotレシピ:
赤ワイン 750ml(普通のビン1本)
シナモンスティック 1本
丁子(クローブ) 4個
砂糖 60g
Dr. Oetkerのレモンの皮1袋(量は不明)

Dr. OetkerのHPからいただきました。
http://www.oetker.de/wga/oetker/html/frameset/areh-4htddt.de.html

赤ワインにシナモン、丁子、砂糖、レモンの皮を入れて5分温める。
スパイスを取り除く。
砂糖で味を調える。

冷えた身体を温めるのに最高です。

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白のGlühwein(ホットワイン)

ゆき珠さんから白のGlühwein(グリューヴァイン)があると聞いて調べました。
私のドイツ滞在は合計2年半。その間、赤のGlühweinはよく呑んだのだけれど、白は一度も見たことがありませんでした。ゆき珠さんの話ですとRhinegau(ラインガウ)地方だけではとのこと。ラインガウの特産品かはまだ調べていないけれど、レシピは見つけました。


weisser_gluehwein2
Dr. OetkerのHPからいただきました。
http://www.oetker.de/wga/oetker/html/frameset/rhoe-5yuglh.de.html


レシピ:
500ml 白ワイン
300ml アップルジュース
Dr. Oetkerのレモンの皮1袋(どのくらいの量かちょっとわかりません)
大さじ1 おろししょうが
75g 氷砂糖
50ml オレンジリキュール

白ワイン、アップルジュース、レモンの皮、おろししょうが、氷砂糖をお鍋に入れ熱します。
リキュールは最後に入れるようです。

赤のグリューワインは風邪を引いたときに良く作ってもらいました。寝る前に飲むと体が温まり、よく眠れ、翌朝は元気に起きることができました。今度は白で挑戦しようと思います。

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ドイツのワイン その3

ドイツワインの生産地域

ドイツでは13の生産地域が指定されていてます。
上級ワインは、必ずその中の一つが生産地域名として表示されていなければなりません。

13_weingebiete
(ドイツワイン基金駐日代表部発行・ドイツワインのしおりより抜粋)http://www.dwfjp.com/index.html

 1. Ahr (アール)
ボンの南でライン河と合流する、アール川の岸沿いの「赤ワインのパラダイス」と呼ばれる地域。
白ワインはリースリングが主流。赤ワインはシュペートブルグンダー、フリューブルグンダー、ポルトギーザーが有名。

2. Mittelrhein(ミッテルライン)
ボンとビンゲンの間、ライン河沿いに広がるライン峡谷として知られる美しい地域。
さわやかで薫り高いリースリングが名産。

3. Rheingau(ラインガウ)
ヴィースバーデンからリューデスハイムへ東西に流れるライン河沿いの地域。
リースリング、シュペートブルグンダーが主流。

4. Saale-Unstrut(ザーレ・ウンストゥルート)
ワイマールとライプチッヒのほぼ中央に位置し、ドイツ最北のブドウ栽培地。
リヴァーナ、ヴァイスブルグンダー、シルヴァーナーが生産の中心で、微妙な芳香をかもし出す辛口。

5. Mosel-Saar-Ruwer(モーゼル・ザール・ルーヴァー)
モーゼル川とその支流であるザール川とルーヴァー川が流れる渓谷沿いの地域。
優れたリースリングの産地。ゼクト(スパークリングワイン)も高い評価を受けている。

6. Sachsen(ザクセン)
エルベ川峡谷にあるドイツ最小で最東の地域。
リヴァーナ、リースリング、ヴァイスブルグンダーが主流で辛口。

7. Nahe(ナーエ)
モーゼル川とライン河の峡谷に挟まれた地域。
リースリング、リヴァーナ、シルヴァーナ、が定番。最近ではドルンフェルダーなどの赤ワインも多く生産されている。

8. Franken(フランケン)
フランクフルト東、マイン川の蛇行に沿った丘陵地帯。
フランケンのワインは「ボックスボイテル」と呼ばれる平らな丸い瓶で知られていて、辛口でも有名。リヴァーナ、バフースが主流だが、最も有名なのは素朴でありながら活力に満ちたシルヴァーナー。

9. Rheinhessen(ラインヘッセン)
ライン河がヴォルムスから流れマインツで大きく曲がってビンゲンへと東に向かう、その大きな曲がり角の内側の地域でドイツ最大のぶどうの産地。
白ワイン(リヴァーナ、sジョリバーナ、リースリングなど)が大半を占めるが、ポルトギーザー、ドルンフェルダーなどの赤ワインも生産されている。

10. Württemberg(ヴュルテンベルク)
バーデン地方に隣接したフランケン地方の南にある田園と丘陵の地帯。
生産量の大半が赤ワインで、切れが良く軽いトロリンガー、シュヴァルツリースリング、レンベルガーなどがある。白ワインはリースリング、ケルナーなどが栽培されている。

11. Pfalz(ファルツ)
ラインヘッセンとフランスの境界線を全長85kmにおよぶドイツ・ワイン街道沿いの地域。
主役のリースリングのほか、ヴァイスブルグンダーやグラウブルグンダーなど最高級の白ワインを生産。シュペートブルグンダー、ドルンフェルダーなどの赤ワインも絶品。

12. Hessische Bergstrasse(ヘッシッシェ・ベルクシュトラーセ)
ライン河と平行にフランクフルト南のオーデンヴァルト(オーデンの森)の山麓の丘沿いに続く地域。
リースリングが圧倒的に栽培されており、リヴァーナ、グラウブルグンダーなどもある。

13. Baden(バーデン)
ドイツ・スイス・オーストリアの国境にあるボーデン湖からハイデルベルクまでのライン河沿い約400kmにおよぶドイツ最南端の地域。
辛口のブルグンダー種(白・赤)が有名。リヴァーナ、リースリング、シルバー、グートエーデルなども栽培されている。


ドイツワインは甘いというイメージを持っている人が多いみたいだけれど、辛口、中辛口の美味しいワインもたくさんあります。

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Author:ach so
ドイツ語圏の話題から離れて早一年。最近はもっぱら地元の探索に凝っているach soです。

お断り:記事中の翻訳は正確性を欠く場合もあります。ご理解の程。

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